

(IXY DIGITAL10)
今日は友達に招待してもらってダンス公演を見にいきました。
コンテンポラリーダンス、わたしには初の未知の分野です。
はっきり言うと、よくわからなかったというのが正直な感想です。
ただ、鍛えられた肉体を使い何かを表現する様は、
とても美しいと感じました。
“生きている”という感覚が、実際に自分が踊っているワケではないのに
じわっと沸いてきました。不思議な感覚でした。
背中の筋肉ってこんなにも美しいのか・・・と初めて知りました。
運動不足の自分の身体が本当に情けないです・・・。とほほw

(au MEDIA SKIN)
ここ数年、雑誌も読まずほとんど情報収集をしていないからか
特にアートというものに無頓着な日々です。
先日、会社を退職する方にプレゼントを贈ろうとおもい
メッセージカードとしてこのポストカードを購入。
お店でこの絵を見たときに「はっ!」としました。でも、あまり時間もなかったので
急いで購入して帰ってきました。
マツモトヨーコさんという方の絵でした。
このポストカード・・・人に贈るつもりで買ったけど、どうしても気に入ってしまい
結局自分のものにしてしまいましたw
特にこのオレンジの椅子の絵がすきです。
わたし的には、この絵のポイントは椅子ではなく右下の隅に描かれたスリッパなんですw
多分、この絵にスリッパがなければ「あー、きれいな椅子の絵」って思っただけだったかも
しれません。
このスリッパによって“人の気配”が感じられませんか?
「この四角い枠の外に人がいる」とw
“枠の外を想像できる絵”だと思いました。
そうすると見る側の想像が膨らみます。自分の部屋のような、他人の部屋のような。
そういう想像が異常に(?)すきなので、わたしw
とてもすきな絵です。
マツモトヨーコさんのオフィシャルページはこちら
http://www.geocities.jp/matsumotoyoko55/

(au MEDIA SKIN)
わたしは昔、美大で油絵を専攻していました。
と言ってもぐぅたら大学生だったので、あまり枚数は描いていません。。
去年、なんだかもやもやと納得いかない出来事があったりして、
うまく気持ちの整理ができないでいるときに、久しぶりに油絵を描こうと思いました。
昔は「絵なんて描いて何の意味があるんだろう・・・」なんて真剣に考えたりしたものですが、
油絵って何度でもやり直せるし、上から色を重ねることで深みが出たりするものです。
なんだか人生みたいですね。(なんてクサイこと言ってみたりww)
その日の気分で絵の雰囲気をガラリと変えることもできるし、
また意図せず変わってしまうこともある。
わたしは外見も地味なので、「神経質そう」なんて印象を持たれることが普段多い
のですが、意外とそうでもないんですw
去年から母親が、市の地域サークルの無料絵画教室に通い始めたらしく、
電話でそのことについて話す機会が多くなりました。
「今は玉ねぎのデッサンをしている」とか「先生にほめられた」とかw
先日、母は「わたしはどうも勢いが足りない。慎重になりすぎてメリハリがない絵になって
しまう。性格だろうねー。」などといっていました。
そういえば、そう、わたしは母とは間逆だったなぁと。
わたしは絵を描くともなると意外と大胆で、
とにかく色、派手な色がすきなのでどんどん色を乗せていきます。
最初にガツガツ色を乗せて、そこからチマチマとじっくり手を加えていくのがすきなのです。
とりあえず、小さなキャンバスと絵の具やら筆やら最低限の道具を揃えて
「自画像」を描くことにしました。
自分と向き合うには自画像がいいと思ったからです。
だけど、
油絵なんてもう10年近くやっていなかったので、何を使ってどうやって描いていいのか
すらすっかり忘れていて、大胆どころかとにかく慎重になってしまっていました。
なんだか、今のわたしの心情が如実に出るなぁ、と反省するほどで。
いちいち色を塗るのもビクビクして、薄らぼやけた自信のない自分の顔が少しずつ
出来上がっていくのです。
もー、なんだこれ?って思うほどどうしようもない。
これがきっと今のわたしなんだなぁ、とここ数ヶ月手もつけていません・・・。
これからまた、少しずつ手を加えて納得いくように描いていきたいなぁと思う。
ただ、今の状態からはなかなか抜け出せそうにもなく、
こりゃ一回全部塗りつぶすしかないかなぁとも考えたり。。
また、過去の自分を白く塗りつぶして過去ありきのまっさらなキャンバスから
始めるのも、そう悪くはないかも知れません・・・。


ブログ初めての記事。 昨日、友達に誘われて原美術館へ行ってきました。
ヘンリー・ダーガーを今昨日まで知りませんでしたがとても有名な方だったのね。。
原美術館の紹介文より抜粋。
「1973年に81歳でこの世を去った孤高の表現者ヘンリー・ダーガーは、
長編物語『非現実の王国で』の執筆に人生の大半を費やし、また物語の場面を描いた
膨大な絵画を残しました。
1892年、シカゴに生まれ、幼くして母親と死別。父親の患いがゆえに8歳で
カトリック系児童施設に預けられ、さらにはその後、感情障害の兆候をきたし、
重度の精神遅滞児童と判断され施設に収容されます。
充分な教育を受けられぬまま育ったダーガーは、 17歳で施設を脱走した後、
病院の清掃や皿洗いの仕事に従事しながら、 81歳でこの世を去るまで
天涯孤独の人生を送りました。
19歳ごろから11年かけて15,145ページにも及ぶ物語『非現実の王国として知られる地に
おける、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因する
グランデコーアンジェリニアン戦争の嵐の物語』を執筆。
そして1930年代より、この物語を題材とした絵画の制作にとりかかります。
人目に触れることもなく描きためられた作品群は、ダーガーの死後家主であり、
自身も芸術家としてシカゴにおけるニューバウハウスの中心的存在の一人であった
ネイサン・ラーナーに託され、没後の損失を免れることになります。
ダーガーの作品は、戦争、平和、差別や命の尊さといった、まさに日本の現代社会が抱える
さまざまな問題を内包しています。
新聞や雑誌などから少女のイラストや写真をトレースすることにより、
彼は自身の創造世界を図解していきました。
拷問や殺戮といった残酷な情景も数多く描いたダーガーですが、
本展は、少女たちが無邪気に遊ぶ楽園のイメージを中心に構成します。」
幼女に執着し、大人を“悪者”幼女を“戦士”とした世界を自ら作り出し
その世界の中に生きたことは、ダーガーが幼少期に体験した記憶から、
生きていくためにはそうせざるを得なかったのだろうか、と推測される。
その創造の世界は国旗や王国の地図、細かい設定までされていたようで、
現代のゲームの世界に通ずるものがある。
そのあまりにも壮大な想像力は素晴らしいと思った。
しかし、幼女に異常なまでに執着し、絵の中で少女たちは裸体で描かれることも多く、
現代の社会に置き換えると、とても危うい位置にいるのではないかと思う・・・。
ただ、ダーガーの人生を想うと想像以上に壮絶な人生だったろうと、心が痛む。
今回誘ってくれた友人の話によれば、ダーガーは決して横になることなく、何十年間も
自宅の椅子に座って寝ていたという。
写真を見たが、木でできた簡素な古ぼけた椅子だった。
今回初めてみたダーガーの世界で、わたしが一番良かったと思ったのは
「美少女戦士ヴィヴィアン・ガールズ」の味方という奇妙な生き物たち。
うろこ状の皮膚を持つドラゴンのような出で立ちで、ときに顔だけが人であったりする。
その素晴らしい想像力から生まれた姿かたちに見入ってしまった。
あと、作者が美術に関してまったく学んだことがないというのは絵の随所に見て取れる。
大きな紙を何枚か乱暴につなぎ合わせ、その両面にまったく異なるシーンの絵が
描かれていたり、お菓子の箱の裏かな?というような紙にこれまた乱暴に切り取った絵を
適当に貼り付けていたり・・・。
ただ、彼には芸術のセンスがあったのだろうと感じる。
それは画面全体の構成や、色の配色、色の構成。
大きな画面の中で白や黒の配分を巧く使うのは難しいこと。
彼は白や黒を巧く使うのに長けているように感じた。
彼の生きる唯一の手段として行われていた行為なので、誰かに見せる必然はなかった。
しかし死後、発見され世に出されることとなったダーガーの文や絵。
彼はまさかこんなにたくさんの人の目に触れることになろうとは、
もちろん想像すらしなかったでしょうね。。
『 ヘンリー ダーガー 「少女たちの戦いの物語—夢の楽園」』
会場: 原美術館
スケジュール: 2007年04月14日 〜 2007年07月16日
住所: 〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
電話: 03-3445-0651